夢とシュウカツと私

WRITTEN BY

君嶋竜一

最近ふと思ったんですよ。

「なんでまだ就活してるんだろう」

昨年10月、「さっさと就活終わらせて遊びまくっぞwww」とか言ってた頃が懐かしいです。周りの友人は早々に就活を終え、女遊びに明け暮れています。

私はどこで道を間違えたのか、はたまたこれが正解なのか。自分なりにこうなった原因を考察してみました。

 

 

コミュ障

——我輩はコミュ障である。名前はきみしま。どこで生まれたかというと大都会茨城。何でもヤンキーの多い街で目立たないよう静かに暮らしていた事だけは記憶している。(吾輩は猫である)

はい。

ひたすら静かに目立たないようにと暮らしていたら、いつの間にか他人との接し方を忘れていました。日常生活でもめちゃくちゃ緊張する。ワタシ ニンゲン コワイ。

教室の隅でニタニタ笑いながらラノベを読むタイプの人間でした

 

もちろん面接でも上手く喋れず、言葉が出ない。どもっちゃう。そりゃ落とされますわ。もっとヒトに慣れる機会を作るべきでしたね。

インターン

——インターンシップは企業で業務内容を学ぶ、いわば職場体験である。学生時代に就活生がインターンに申し込むと、本人が企業へ呼び出されて、そこで業務体験をすることを許された。(高瀬舟)

私これまでインターンしてこなかったんですよ。何故かと言うと、こわいから。知らない人に囲まれ、知らない仕事をする。結局はコミュ障に繋がるわけですね。

 

意識の高い人は大学1年の頃から、インターンに行っていたみたいです。私はインターンの意義を理解していなかったのでしょう。インターンは「就職したい企業にアピールしに行く」場でもありますが、「業界や企業ごとの特色を学ぶ」場でもあったのです。大企業からベンチャー企業まで様々な企業へインターンに行き、視野を広げるべきだった、と今では後悔しています。

自己分析

——20年もなにもしないやつがいました。(100万回生きたねこ)

私は誰なのか、何をしているのか、何がしたいのか、何ができて何ができないのか、何をしていくべきなのか、はたまた何もしなくて良いのか、誰にどう思われていて、どう思われたいのか。

自己分析は大切だ大切だ、と大学で何度も先生に言われました。でも自己分析って何なのかよくわからなかったんですよね。で、結局何もしませんでした。

自分で思ってる「私」と、他人から見た「わたし」って違います。自分で得意と思ってたことが実はそうでもなかったり。コンプレックスに思ってたことが意外と周りには気にされてなかったり。何もしなければその違いはわからないでしょう。でも偶然、「わたし」を知れるときがあるんです。

 

「俺デブだし、キモオタだし、コミュ障だし、一生独身でそのうち孤独死するんだろうな」

 

2年くらい前まではそう思ってました。でもある日、大学で体育の授業があったんです。授業が終わり着替えていると、友達にこう言われました。

「えっ、お前意外と太ってんのな」
ここで私はあることに気が付いたのです。

 

「そうか、私は着痩せするタイプなのだ」

 

キモオタク全盛期のぼく。
アイドルに挟まれて気持ちの悪い笑みを浮かべています。

それからは少し気持ちが軽くなりました。(体重は軽くなってませんが)見た目太ってなければ別によくない?まぁ一応ダイエットはしていくけども……。

そんなこんなでちょっとだけ晴れやかな気持ちになった僕は、ちょっとだけ服や髪型などの見た目にも気を使うようになりました。すると久々にあった友人や、バイトしている塾の生徒に思いがけないことを言われます。
「お前初めて会ったときはただのキモオタだったのに、最近どうしたんだよ。イケメンになったじゃん」
「先生、前より今のほうがかっこいいよ」
そんなこと言われ慣れてなかったので、めちゃくちゃ照れました。えへへ。ひとつの気付きで人生が変わる機会ってあるんですね。

灯台下暗し。私はわたしのことを何もわかっていなかったのです。要するに、自己分析を自己だけで完結させてはいけないということですね。自分から見た自分と、他人から見た自分を、照らし合わせるのがきっと本当の「自己分析」だったんです。そして自己分析で得たことを次に活かして、人間は成長していくのでしょう。

最後に

結局自分に足りなかったのは、「他人と関わる積極性」でした。もっと無理矢理にでも他人と関わっていればコミュ障も少しは軽減されたでしょう。そうすればインターンに行っていたかもしれないし、今とは違う考え方を持てていたかもしれない。いろんな年代や職業の人と関わって、自分の良いところも悪いところも教えてくれたりしたかもしれない。そうすれば自己分析も就活も上手くいき、とっくに大企業に就職が決まってウハウハしてたかもしれない。

でも就活に失敗したからこそ、ライターになるという夢を持てているんですよね。適当に受かった会社に就職して、そこまで興味のない仕事をしていた未来もあったでしょう。「夢」を見つけることができたという点では、これで良かったのかもしれません。この失敗を活かして、新たな夢に挑戦していこうと思います。

未来へ羽ばたく感を演出するために、銀座の公園で一人で撮りました。サラリーマンの視線が痛かったです。